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基本概念

Palantir プラットフォームをはじめる際は、プラットフォーム内のデータがデータレイヤーとオブジェクトレイヤーの2か所に存在すると考えると、理解しやすくなります。

データレイヤー

データレイヤー

データレイヤーでは、データはデータセット内に格納されます。データセットは通常、スプレッドシートにあるような表形式のデータを表しますが、あらゆる規模のデータをサポートします。データセットは通常、組織のデータソースからプラットフォームに同期されますが、承認済みのデータや仮想的なデータをアップロードして、独自のデータセットを作成することもできます。

Palantir プラットフォームのすべてのデータセットは、どのように生成されたかの記録を保持しているため、データの出所は常に保存され、確認できます。この概念は Data Lineage と呼ばれます。

  • Palantir は、どの入力データセットを使用してどの出力データセットが生成されたかを追跡します。これにより、データの出所を常に把握し、データがどのように使用されているかを理解できます。
  • Palantir は、各出力データセットの生成に適用されたロジックを追跡します。たとえば、入力データセットを絞り込んで、より小さな出力データセットを生成する場合、その絞り込みのロジックはプラットフォームに保存され、確認できます。プラットフォームでロジックを記述する方法は、コードリポジトリからポイントアンドクリックのツールまで、多岐にわたります。

Palantir の多くのアプリケーションのいずれかを使用して、データを操作できます。アプリケーションで作成したものは、データセット、コード、分析のいずれであっても、プラットフォームにリソースとして格納されます。リソースはプロジェクトに整理されます。プロジェクトは、関連する作業をグループ化して整理するための権限の境界として機能します。プロジェクトへのアクセス方法や使用方法の詳細は、後のセクションで説明します。

オブジェクトレイヤー(オントロジー)

オブジェクトレイヤー

オブジェクトレイヤー、つまりオントロジーでは、データはオブジェクトとリンクに格納されます。オブジェクトは航空機、車両、顧客などの現実世界の概念を表し、リンクはオブジェクト間の関係を表します。オブジェクトレイヤーは、表形式のデータセットに格納されたデータ、つまり行と列からなるデータを、組織の誰もが理解できる一連の概念に変換します。

データセットのデータをオブジェクトとリンクに変換すると、データが理解しやすくなるだけでなく、オブジェクトを操作するための幅広いツールを利用できるようになります。組織のメンバーがオブジェクトをどのように変更できるかを記述するアクションを定義できます。これにより、オブジェクトからデータにアクセスし、ユーザーの意思決定をシステムに記録するアプリケーションを作成できます。

オブジェクト、リンク、アクションの定義を合わせたものが、組織をデジタルで表現したオントロジーです。オントロジーを開発して活用し、データを業務上の成果につなげることは、Palantir プラットフォームから価値を得るための重要な要素です。