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プロパティとリンク

このページでは、オブジェクトのデータモデルとオントロジーをシンプルな表形式で表示し、現在のオブジェクトのプロパティと、そのオブジェクトからほかのオブジェクトへのリンクを強調表示するすべてのウィジェットについて説明します。

このカテゴリーには、統計情報、メトリクス、KPI を表示するウィジェットも含まれます。これらの値は、オブジェクトのパイプラインで事前に計算され、オブジェクトのプロパティとして利用可能な場合と、現在のオブジェクトにリンクされたオブジェクトに対する集計が必要な場合があります。

プロパティウィジェット

プロパティウィジェットは、オブジェクトまたはリンクされたオブジェクトのプロパティを表示します。新しく定義されたオブジェクトタイプには、このウィジェットを含むタブがデフォルトの Object View として作成されます。

プロパティウィジェット

プロパティウィジェットの設定

Ontology Manager でのプロパティ定義

プロパティウィジェットの設定は、Ontology Manager でのプロパティ定義と密接に関係しています。「プロパティと元データセットを編集」では、プロパティごとに個別の設定パネルがあり、Object View での表示方法を定義できます。

プロパティウィジェットでの表示に影響する設定はいくつかあります。

  • プロパティの重要性
    • 強調:プロパティがプロパティウィジェットに表示されます。また、ウィジェットには、重要性が「強調」のプロパティのみを表示する設定オプションがあります。この選択肢は、オブジェクトの中核となる最も重要なプロパティに使用します。
    • 通常:プロパティがプロパティウィジェットに表示されます。この選択肢は、大半のプロパティに使用します。
    • 非表示:プロパティはプロパティウィジェットに表示されません(Object View や Object Explorer のどこにも表示されません)。この選択肢は、内部 ID や、ほかのオブジェクトへのリンク用のリレーション列などのプロパティに使用します。
  • レンダリングヒント
    • 長文:プロパティを長文として指定するこの選択肢(通常は説明やコメントなどの長い文字列に使用)により、プロパティウィジェット内の個別のセクションにテキストを表示できるようになります。
    • キーワード:プロパティをキーワードとして表示します。これにより、プロパティウィジェットでの表示方法が変わり、ウィジェット内の個別のセクションに表示することもできます。
  • タイプクラス:プロパティにタイプクラスを定義でき、プロパティの機能に影響します。
  • プロパティを編集可能にする:プロパティを編集可能にする場合は、アクションタイプまたはインラインアクションを設定します。
Ontology Manager のプロパティ

プロパティウィジェット自体の設定

ウィジェットの設定では、まず現在のオブジェクトのプロパティを表示するか、リンクされたオブジェクトのプロパティを表示するかを選択します。

  • リンクされたオブジェクトを表示する場合は、まず表示するリンクを選択します。
  • リンクされたオブジェクトのプロパティを表示できるのは、現在のオブジェクトが1個のオブジェクトのみにリンクされている場合に限ります。これは、(1)一対一の関係、または(2)現在のオブジェクトが「多」側として定義されている多対一の関係の場合に可能です。
    • 例:フライトオブジェクトを設定する場合、このフライトにリンクされた航空機のプロパティを表示できます(フライトと航空機は多対一の関係です)。ただし、航空機オブジェクトを表示する場合は、1個の航空機に多数のフライトオブジェクトがリンクされているため、リンクされたフライトのプロパティを表示することはできません。

現在のオブジェクト / リンクされたオブジェクトを選択した後、データ、セクション、表示オプションの3つのコンポーネントを設定します。

データ
  • 表示するプロパティを選択します。
    • すべてのプロパティ:「強調」または「通常」として定義されたすべてのプロパティを表示しますが、「非表示」のプロパティは表示しません。除外するプロパティセレクター(下記参照)を使用して、特定のプロパティを除外できます。
    • 強調プロパティ:Ontology Manager で「強調」として定義されたプロパティのみを表示します。除外するプロパティセレクター(下記参照)を使用して、特定のプロパティを除外できます。
    • 特定のプロパティ:そのリンクされたオブジェクトのすべてのプロパティを含む複数選択ドロップダウンが開き、表示するプロパティを選択できます。
    • プロパティなし:プロパティを表示しません。
  • 除外するプロパティ:表示から除外するプロパティを選択します。最初の2つの選択肢である「すべてのプロパティ」と「強調プロパティ」でのみ利用可能です。

セクション

デフォルトでは、次の3つのプロパティセクションがあります。

  • 通常のプロパティ:「通常」と「強調」のすべてのプロパティ。
  • 長文プロパティ:Ontology Manager で長文として定義されたプロパティのみ(詳細は上記参照)。
  • キーワードプロパティ:オブジェクトのキーワードプロパティをタグとして表示します。Ontology Manager の「プロパティと元データセットを編集」でキーワードとして指定されたプロパティのみがここに表示されます。

これらのセクションを削除したり、順序を変更したりできます。この3つ以外のセクションの種類はありません。

表示オプション
  • 編集可能: ユーザーによるプロパティの編集を許可するかどうかを指定します。事前に Ontology Manager で次の2つの設定が必要です(詳細は上記参照)。
    • データセットレベル:オブジェクトタイプで編集が有効になっている必要があります。
    • プロパティレベル:プロパティにインライン編集アクションがアタッチされている必要があります。
  • Null値のプロパティを非表示にする: 値が未定義(null)のすべてのプロパティを非表示にします。このトグルがオフの場合、プロパティは「値なし」というテキストがグレー表示された状態で表示されます。
  • 「プロパティをすべて見る」ボタンを表示: このオプションを有効にすると、同じ Object View 内のプロパティタブに移動するすべて表示ボタンが表示されます。

よくある問題と注意事項

  • プロパティはアルファベット順に表示されます。別の順序でプロパティを並べる主な方法は、ウィジェットの設定にある、上記の「セクション」を使用することです。
  • プロパティの重要性を「強調」に設定する方法、プロパティを長文またはキーワードに設定する方法、ユーザーが編集可能にする方法の詳細については、プロパティの編集に関するドキュメントを参照してください。

プロパティカード

プロパティカードウィジェットでは、プロパティやリンクされたオブジェクトの集計をカードで可視化できます。

プロパティカードウィジェットを使用すると、現在のオブジェクトやそれにリンクされたオブジェクトの重要なプロパティ(数値、タイムスタンプ、日付、文字列など)、集計、統計、メトリクス、KPI、そのほかの主要な情報を表示できます。

プロパティカード

  • このウィジェットはフィルターの影響を受けます。フィルターは、リンクされたオブジェクトのすべての集計に適用されます。
  • プロパティカードウィジェットは、条件付き書式設定と値の書式設定のための豊富な UI を備えています。グローバル設定(オントロジーエディターのオントロジーレベルの設定に基づく)とローカルでのオーバーライドオプションの両方に対応しています。

プロパティカードの設定

まず、プロパティやリンクされたオブジェクトの集計の可視化ごとに、新しいカードを追加します。次に、ウィジェット内の すべてのカードの全体的なレイアウトを設定します。

カードごとの設定

  • プロパティカードでは、プロパティまたはリンクされたプロパティの集計を表示できます。
    • プロパティを表示する場合、カードには現在のオブジェクトのプロパティと、一対一または多対一の関係でリンクされたオブジェクトのプロパティを表示できます(たとえば、現在のオブジェクトが Flight で、Aircraft と多対一の関係にある場合、Aircraft オブジェクトのプロパティを表示できます)。
    • リンクされたオブジェクトを表示する場合、カードには、現在のオブジェクトと一対多または多対多の関係でリンクされた任意のオブジェクトの集計を表示できます。
  • 集計の場合は、集計の種類(件数、一意の件数 / カーディナリティ、平均、最小値、最大値、合計)を選択します。
  • カードに表示するラベルと、アイコンおよびアイコンの色を追加します。
  • 条件付き書式設定と値の書式設定: デフォルトでは、そのオブジェクトとプロパティについてオントロジーレベルで定義されたグローバルなオントロジー書式設定ルールが使用されます。
    • このウィジェットは条件付き書式設定(たとえば、事前定義されたルールに従って値の色を赤や緑にする)に対応していますが、対象はプロパティのみで、集計には対応していません。利用できるオプションは、グローバルな書式設定(Ontology Manager で設定。条件付き書式設定のドキュメントを参照)と、任意のローカルでのオーバーライドです。
    • プロパティカードウィジェットは、プロパティとリンクされたプロパティの集計の両方で、値の書式設定(たとえば、3,625,329 の代わりに $3.6M と表示)に対応しています。利用できるオプションは、グローバルな値の書式設定(Ontology Manager で設定。値の書式設定のドキュメントを参照)と、ローカルでのオーバーライドです。
    • ローカルでのオーバーライドでは、値の書式設定と条件付き書式設定のどちらも、オントロジーレベルの書式設定と同じ UI を使用します。詳細は、上記のリンク先にあるオントロジーのドキュメントを参照してください。

プロパティカードウィジェットのすべてのカードの設定

  • すべてのプロパティカードと集計カードを設定したら、レイアウト設定を使用して、表示するカードの背景、サイズ、スタイル、配置、アイコンのスタイルを指定します。
  • カードごとに異なる種類の表示設定を使用したい場合は、設定ごとに新しいウィジェットインスタンスを追加することを検討してください。
プロパティカードの設定

よくある問題と注意事項

  • プロパティカードは、現在のオブジェクトとリンクされたオブジェクトの目立つプロパティ、集計、統計、メトリクス、KPI、そのほかの主要な情報を可視化するためにサポートされているウィジェットです。
    • 個々の主要なプロパティや集計を可視化する目的では、ほかのウィジェットよりもこのウィジェットを推奨します。Statistics、Context Stat Section、Linked Statistics、Advanced Statistics、Property Plus の代わりに、プロパティカードウィジェットの使用を検討してください。
  • プロパティカードウィジェットは Functions on Objects に対応していません。この機能が必要な場合は、Workshop または Quiver を使用し、専用のウィジェットで Object View に埋め込むことを検討してください。

リンク

リンクウィジェットは、オブジェクトのリンクをツリー表示し、リンクをたどって、リンクされたオブジェクトに移動できます。次のことができます。

  • リンクされたすべてのオブジェクトをツリー表示し、リンクされたオブジェクトごとに表示を展開して、そのオブジェクトにリンクされたすべてのオブジェクトを表示し、さらにリンクをたどる(「ネストされたリンク」)。
  • 任意のオブジェクトにカーソルを合わせて、そのオブジェクトの強調表示に設定されたすべてのプロパティをツールチップで確認する。
  • 任意のオブジェクトをクリックして、その Object View に移動する。

以下の例は、次の3つのステップで構成されています。

  • Airport オブジェクトから開始する。
  • リンクされたすべての Flight に移動する。
  • そのうちの1個の Flight にリンクされたすべてのオブジェクト(Aircraft、到着地の Airport、関連するすべての Post-Flight Review)に移動する。

リンクウィジェット

リンクウィジェットの設定

  • リンクタイプ(最初のリンクのみ)- ウィジェットに表示するリンクタイプを指定できます。ユーザーはリンクをたどって、ほかのリンクされたオブジェクトに移動できます(たとえば、Airport → すべての Flight → これらの Flight を運航する Aircraft → これらの Aircraft を所有する Airline、など)。
  • ネストされたリンクをタイプで絞り込む - この設定により、「リンクタイプ(最初のリンクのみ)」で選択した、リンクされたオブジェクトのみを表示できます。

よくある問題と注意事項

  • 現在、以下を並べ替えたり、順序を指定したりすることはできません。
    • リンクされたオブジェクトの値のリスト(たとえば、リンクされたすべての Flight をアルファベット順に表示する)。
    • このウィジェット内のリンクされたオブジェクトの_タイプ_(たとえば、リンクされた Flight を最初に、リンクされた Aircraft を次に表示する)。
  • 現在、このウィジェットはフィルターの影響を受けません。表示されるリンクは、常に現在のオブジェクトにリンクされた_すべて_のオブジェクトです。

編集履歴

編集履歴ウィジェットは、現在表示しているオブジェクトに対して行われたすべての編集履歴をリスト表示します。オブジェクトが一度も編集されていない場合、または選択した列のサブセット(詳細は後述)に編集がない場合、このウィジェットには「編集なし」というメッセージが表示されます。

編集履歴

編集履歴の設定

オプション説明
すべてのプロパティ指定されたオブジェクトタイプのすべてのプロパティに対する編集を表示します。
特定のプロパティ特定のプロパティでは、ウィジェット設定の含めるプロパティセレクターで選択したプロパティに対する編集のみを表示します。

よくある問題と注意事項

  • 編集履歴には、アクションを通じてオブジェクトに加えられた変更のみが表示されます。元データセットや上流のパイプラインで行われた変更は、このウィジェットには反映されません。
  • 編集履歴には、Ontology Manager 内でユーザーの編集履歴を追跡トグルを有効にした後に、Object Storage v2 にインデックス化されたオブジェクトへの変更のみが反映されます。
  • 現在、マーキングプロパティを持つオブジェクトタイプでは、ユーザーによる編集の追跡を利用できません。
  • 送信された値は、アクションパラメーターに設定されたデフォルト値に由来する場合でも、それぞれ編集として記録されます。