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考慮事項:Pipeline Builder と Code Repositories

Foundry には、データパイプラインの作成と管理に利用できる2つの製品、Pipeline Builder と Code Repositories があります。これらのツールは相互に補完し合い、連携してパイプラインに関するすべてのニーズに対応できるよう設計されています。以下のガイドでは、ユースケースに最適なツールを判断する方法と、両方のツールを組み合わせて使う方法を説明します。

Pipeline Builder

Pipeline Builder は、堅牢性とセキュリティを確保しながら、データパイプラインを迅速かつ柔軟に、スケーラブルな形で提供するための Foundry の主要なアプリケーションです。Pipeline Builder では、エンドユーザーとデータエンジニアがグラフとフォームをベースにした環境で共同作業し、データの統合、ビジネスロジックに基づくデータ加工の作成、本番パイプライン向けの厳密なリリースプロセスの定義を行えます。ユーザーは、コードを使わずに、リアルタイムでフィードバックが得られるパイプラインを作成できます。さらに、Pipeline Builder はヘルスチェックを使用し、要件に完全に準拠したデータのみが本番環境にデプロイされることを保証します。Pipeline Builder について詳しくはこちら。

Code Repositories

Code Repositories は、Foundry で本番運用に対応したコードを作成し、共同作業するための Web ベースの統合開発環境(IDE)を提供します。このアプリケーションでは、基盤となる Git リポジトリを使いやすい方法で操作できます。Code Repositories について詳しくはこちら。

ベストプラクティス

パイプラインは Pipeline Builder で設計することを推奨します。これにより、次のことが可能になります。

  • わかりやすいポイントアンドクリックのインターフェースを通じて、異なるユーザーグループ間の共同作業を可能にします。
  • 安全かつ効率的にデータ加工とパイプライン管理を行えるようにする Pipeline Builder のガイドに沿った仕組みを活用し、パイプラインの健全性を保ちます。

Pipeline Builder では利用できない、コードベースの特殊なロジックが必要な場合は、Code Repositories でその処理段階を作成し、メインのパイプラインに追加してください。このような特殊なケースには、次のような例があります。

  • API 呼び出しの実行
  • カスタムライブラリの使用
  • コードベースの論理的な概念の追加

Pipeline Builder と Code Repositories はどちらも Foundry データセットを入力と出力に使用するため、Code Repositories でビルドしたパイプラインの入力は、Pipeline Builder のパイプラインの前後や途中に追加できます。パイプラインの作成に使用したアプリケーションに関係なく、Data Lineage でパイプライン全体のスケジュールとヘルスチェックを設定できます。Data Lineage について詳しくはこちら。

機能の概要

次のテーブルは、Pipeline Builder と Code Repositories で利用できる機能とサポートを示しています。前述のとおり、両方のツールを組み合わせることで、コードベースの特殊なロジックを備えた、堅牢で型安全かつ再利用可能なパイプラインを作成できます。

Pipeline BuilderCode Repositories
推奨用途組織向けの本番パイプライン、および組織間のコラボレーション向けの特殊なパイプラインの構築と保守。パイプラインに追加する、コードベースの特殊なデータ加工の作成。
構築用インターフェース
パイプラインのインターフェースグラフとフォームベースWeb ベースの統合開発環境(IDE)
サポートされる言語コード不要Python、SQL、Java、Mesa
再利用性パイプライン全体またはパイプラインの処理段階をコピーして貼り付けられます。ユーティリティ関数とライブラリを再利用し、ファイル間でコードをコピーできます。
型安全な関数強い型付けを採用しており、エラーはビルド時ではなく即座に通知されます。コードベースで、エラーはビルド時に表示されます。
パラメーターユーザーが定義した永続的なパラメーターを、パイプライン全体で使用できます。コードで定義した定数を、リポジトリ内で使用できます。
サポートされるパイプライン
バッチパイプライン対応対応
ストリーミングパイプライン対応対応(上級ユーザー向け)
ファイルベースのデータ加工対応対応
インクリメンタル(差分処理)計算対応対応
ファイルシステムと API へのアクセス非対応対応
パイプラインのテスト
データプレビューの対象範囲データセット全体に基づくプレビュー。データのサンプルをプレビュー。
データプレビューのタイミングプレビューはリアルタイムで更新されます。要求に応じてプレビューします。
データプレビューの確認ポイントデータ加工の各ステップをプレビューします。デバッグモードで、選択した確認ポイントにおける中間データフレームと変数をプレビューします。
デバッグ型安全で、パイプラインの作成中にエラーが表示されるため、デバッグのためのチェックやビルドは不要です。デバッガーと Read-Eval-Print Loop(REPL)をサポートします。
ユニットテスト対応対応(上級ユーザー向け)
パイプライン管理
データが満たすべき条件対応対応
スケジュール対応対応
カスタムライブラリの公開開発中対応
バージョン管理ノーコードとハイコードのユーザーが共同作業できる、ガイドに沿った完全なバージョン管理ワークフロー。完全な Git ワークフロー。
ビルドのメモリー管理ユーザーは、承認済みまたはカスタムのコンピュートプロファイルを設定できます。コードベースの設定を利用できます。
セキュリティマーキングの管理対応対応